2015年11月7日土曜日

例えば、社会保険料の仕訳

本気で、会計で会社を強くしたいなら、おまかせください!

税理士の清水裕雅です。

いつもお読み頂きありがとうございます。

会計処理は一種類しかないかと言えば、
そうではありません。

その企業の解釈によっても違うだろうし、
管理したい項目かによって異なります。

また経営上、事務の効率上、
手間の度合いとのバランスを取ることも
大事な選択だと思うのです。

細分化されていれば、
もちろん後から見直す時には
便利なこともありますが、
そのために、経理に時間がかかる
もっと言えば、
そのために、毎月の業績が数ヶ月後にしか
確認することができないなら、
それは変えるべきだと思います。

例えば、社会保険料の仕訳。

本来なら、給与からの天引分は、
預り金として処理します。
そして、年金事務所への支払時には、
預り金と会社負担分を法定福利費で、
処理します。

借方 現預金 / 貸方 預り金 100
借方 預り金 / 貸方 現預金 100
借方 法定福利費 / 貸方 現預金 100

預り金は、支払が済めば、ゼロになります。

これを天引時に法定福利費を貸方にし、
法定福利費をマイナスにして処理しておき、
支払時に法定福利費で全額処理する。

借方 現預金 / 貸方 法定福利費 100
借方 法定福利費 / 貸方 現預金 200

すると、預かった金額は、
支払時に自動的に充当されて、
会社負担分の法定福利費が残っていきます。
預り金はもともと使っていないのでゼロです。

勉強としての簿記であれば、
経費の科目である法定福利費は、
貸方にはこないはずですが、
仕訳が少しラクになります。